代表挨拶

私は、20年間勤めた一部上場企業において、「食」や「命」に関わる事業に従事してきました。その中で介護事業での、買収や経営合理化によって入居者の生活や命が影響を受ける現実に直面し、強い違和感と問題意識を持つようになりました。

その後、介護の現場に飛び込み、グループホームや小規模多機能施設で3年以上の経験を積み、介護福祉士を取得しました。制度だけでは支えきれない「ちょっと困った」という声に応えたいという思いから、現在はフリーランスの介護士として活動しています。

介護保険外サービスでは、会社役員の出社支援や社内付き添い、富裕層のプライベートヘルパーなど多様なご依頼をいただいており、お客様それぞれの暮らしに合わせたオーダーメイドな支援を行っています。柔軟で安心できる関わりが、介護離職の防止やご家族の心身の負担軽減にもつながると信じています。

私は、介護保険制度の「スキマ」にこそ、切実なニーズがあると確信しています。そして、制度に縛られず、お一人おひとりに寄り添うケアを届けることが、この仕事の本質だと考えています。

「いざというときに、頼れる存在がいる」

そんな安心を、地域の中に根付かせていくことが私の願いです。